情報システム部門とは

一昔前の言い方で言えば、情報システムとは、”コンピュータ(含ネットワーク)を利用して経営や業務活動を支援する仕組み”であり、その仕組みを作ったり、運用したり、利用部門を支援したりすることを主な業務としている部門と言われていました。

それが現代となっては、無くてはならないもの=止まられないもの、となっており支援部署から基幹部署へと変化しています。近年の組織体制は、CEO(最高責任者=社長)に次いで、CFO(財務最高責任者)、CIO(情報システム最高責任者)が設置されています。この事からも近年の企業活動に於ける”情報システム”部門の位置付けは、財務・会計部門と並んで脇役ではない責任の重い機能である事が認知されています。

時代の変化

昔(1970~80年代)の職場では、議事録を鉛筆で紙に書き、計算を電卓で行い、関連部署へ電話・FAXをしていました。今となっては考えられませんが当時はそんな状況でした。いかに進化・浸透・効率化しているのか・・・

又、あなたの部署に、社外から人が入ってきて、PC、メールアドレスが無かったらどうでしょうか?資料を見るにもペーパーレスであり過去の古いファイルしかありませんし、交通費の清算すらできません。ボーっとしていただくか、誰かが口で説明し続けるしかないでしょう。

又、現在においては、システムに入力された膨大なデータや情報は、一瞬で加工され、関係部署・取り引き先に自動的に届いています。それらのシステムが止まった場合はどうでしょうか?考えたくありませんね・・・

すなわち近年の情報システムは、「あって、動いて当たり前」であり、それらが止まった時の損失は途方も無いものになります。又、より「利益を生み出す」結果が求められており、更には「的確な経営判断を行ってもらう」事を目的とした迅速な情報提供が、システム部署に課せられているのではないでしょうか。

 

情報システム部門の目的・存在意義

■止めない事
前述のとおり無くてはならないものであり、それらをが止まるという事は全従業員の仕事を止めるという事になります。又、BtoBやBtoCの受発注に伴うシステムにおいては損害賠償や機会損失に繋がり、最もまずい状況になります。運用部隊が中心となりますが、システム部門のが第一の目的は止めない事だと考えます。

■プロフィットを生む事
や為のリーダー的部署となっています。前無くてはならない存在となっており、情報システムも時代とともに変わってきています。コンピュータが最初に使われ始めた頃は、非常に高価なものであり、一部の大企業でしか利用することができませんでした。それが、パソコンの出現や情報技術(IT)の急速な進歩によって、今では筆記具・ノート・電話に代わるものとして無くてはならないものとなっています。

 

ページの先頭へ