■ITの進化(2008~201X)
この時代は、固定回線・モバイル回線共に高速化が更に進み、動画サイトの対等、クラウド化が進んだ。2008年にiPhoneが発売された事により個人は、パソコンからスマホ・タブレットへ傾倒。2015年末現在、個人のweb閲覧デバイスはスマホが50%を越える。
2008~2017 サービスを買うクラウドの時代 & スマホの時代 |
●2008年 iPhone
アップルのスマートフォン。この4月には世界販売がシリーズ累計5000万台を突破。
登録アプリ数は10万本超。「使いやすいUIとタッチパネル。さらに様々なマシンから利用可能なアイチューンストアを組み合わせたビジネスモデルが強み。」
●2008 Twitter
140文字以内のツイート(つぶやき)の投稿を通じてコミュニケーションを図るウェブサービス。
世界中で注目を集め、2008年4月に開始した日本語版もネットレイティングス調査によると推計473万人(2010年現在)が利用する。
●2009年 FireFox
2009年6月Ver3.5のリリースからシェアを拡大。米ネットアプリケーションズによれば市場シェアは24%でIEに次ぐ2位。
●2009年 SaaS
サーズ。Software as a Service の略。ソフトをパッケージではなく、ネット経由で提供し、月額などでサービス料を支払う仕組みを指す。
2009年から、NTT東日本、IBM、マイクロソフトなどの大手が相次いで参入。
●2009年 Kindle2
アマゾンが販売する電子書籍端末。通信機能を備え、世界中のどこにいてもネット経由で本が買える。
液晶ディスプレーよりも消費電力が低く、太陽光下でも見やすい電子ペーパーを使う。
●2010年 3D対応テレビ
2010年は「3Dテレビ元年」。3D映画のヒットなどソフトの充実を背景に各社が相次ぎ参入。
先駆けは韓国のサムスン電子。日本勢ではパナソニックが米国市場で発売。ソニー、シャープ、東芝もこれに続いて発売した。
●2010年 Google携帯
Googleがスマートフォン
「Nexus One」を米国、英国などで発売。同年日本で同じGoogle製OSを搭載した「Xperia SO-01B」が発売された。
●2011年 LTE
携帯電話用の新しい通信規格。光ファイバー並みの高速通信を実現する。
NTTドコモは2010年12月からデータ通信端末で商用サービスを開始する。2014年度末までに人口カバー率を50%とする計画。世界共通の規格だが、端末開発の牽引役は日本メーカーで、今後の世界展開が期待される。
Update 2016/06/01 Create 2010/10/10
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2000年をはさんでITバブルが崩壊した時代。この頃は機器の進化よりも固定回線の高速化が進み、インターネットを利用したサービスが躍進した時代。