■健康保険

会社を辞めたら、健康保険はどうなるのだろうか？　会社員の時は、無意識に保険証を持って、病院や歯医者にいっていたが、それはどうなるのだろうか？保険費用はどう払うのか？

●必ず入らなければならない保険制度

たとえ、勤務先を退職しても、日本の国民であれば、必ずいずれかの健康保険に加入しなければなりません。現在、公的な健康保険制度には、会社員が加入する健康保険と、自営業者の人が加入する国民健康保険があります。

●健康保険の継続加入手続き

勤めていた会社の健康保険に継続して加入する事ができます。国民健康保険より保険料が割安になる場合が多いのですが、加入期間は最長で２年です。（55歳以上の場合には、60歳に達するまで。）

退職時に「任意継続」という手続きを行なう事により、健康保険は継続されます。

全額自己負担であり、当月の10日まで（初回は保険者の指定する日まで）に納付しなければならなりません。国民健康保険より少し有利です。一括納入は、転職や国保に加入した場合、帰ってこないのであまりメリットはありませんので月次払いにした方が良いでしょう。毎月始めに納付書が送られてくるので10日までに払い込みます。

●国民健康保険の加入手続き

国民健康保険に加入するには、自分で市区町村役所に行き、「国民健康保険加入申請」を行ないます。申請にあたり、前の会社が発行する｢離職証明書｣が必要になります。

健康保険を任意継続してからの加入の場合は、「任意継続被保険者資格喪失通知書」が必要となります。

Update　2015/10/01　　Create　2014/04/02

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