●TOEICとは・・・
試験は、TOEICプログラム全体としては、2010年度は120ヶ国で実施されまた約600万人が受験している。
TOEICは日本では年9回実施され、受験者数は、2011年度は約227万人となっている。日本では、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
(IIBC)
が年9回(1・3・5・6・7・9・10・11・12月)(2012年度より12月を追加)、80都市でTOEIC公開テストを実施している。
●試験料金
受験料は5,565円となっている2011年5月29日の第162回公開テストから受験料が改定された。
尚、TOEIC SQUARE と言うTOEICのインターネットサービス経由で申し込みをした際は受験をした翌年の同じ月の受験料が割引になる。
●試験の種類
TOEICには2つの形式があり、1つは個人に対して実施され、ETS
(Educational Testing Service) がスコアを正式に認定する「公開テスト」 (Secure
Program Test: SP
Test)、もう1つは過去の公開テストで出題された問題を使って企業や学校等の団体で随時実施される「IPテスト」(Institutional
Program、団体特別受験制度)である。
●試験内容
試験は、聞き取り
(Listening) が100問と読解 (Reading)
が100問の計200問の構成となっている。設問は、身近な事柄からビジネスに関連する事柄まで、幅広くコミュニケーションを行う能力を測る目的で作られている。試験問題は各国共通である。 詳細は ■TOEIC試験内容 を参照。
●試験結果
評価は、聞き取りと読解でそれぞれ5〜495点の5点刻みで行われ、合計では10〜990点となり、これらのスコアが認定される。平均点は574である。
スコアは素点による絶対評価ではなく、Equatingと呼ばれる方式を用いて統計的に算出される。これにより、各回で問題の難易度に多少の差があっても、受験者の英語運用能力が同等であればスコアに大幅な変化は生じないとされている。
合否判定はなく、受験時におけるスコアを認定する制度を採用している。受験後には「Official Score
Certificate」(公式認定証)が発行される。なおこの公式認定証に有効期限は設定されていない。
非英語圏では、雇用や人事評価の際にスコアを用いる例がある。日本の大学や大学院では、実用英語技能検定(英検)やTOEFLと同様に、受験生の英語運用能力の判定材料に用いられることがある。
●TOEICの結果
Create 2012/11/05
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