英語の勉強をしている人の中には、単語を覚えるのが苦痛だと感じている方が多い様です。しかし、苦痛に感じているという事は、それは非効率な方法で単語を暗記しようとしているから苦痛と感じるのでしょう。効率的に覚えるためには、記憶のメカニズムを理解しながら、非高率な覚え方をしないで、楽しく効率的な覚え方をするべきだと考えます。

●非効率な覚え方

　よく見受けられる『非効率な英単語の覚え方』を見てみましょう。単語の暗記が苦痛だと感じている方は以下のような方法で単語を暗記しようとしていませんか？苦痛を感じているようでは単語を記憶するまで非常に時間がかかります。今すぐやり方を見直しましょう。

●単語を紙に書く

　自分も学生時代にした事があります。スポーツなどでは、単調な動作の繰り返しで体に動作を覚えさせることは有効ですし、書いて、つずりを見て、覚えるという事もあります。しかしながら、英文読解・英会話は頭で行うもの。体に覚えさせても意味はありませんし非効率です。

●英語と日本語を１対１で暗記しようとする。

　よく単語帳で、表に英語、裏に日本語を書いて暗記しようとしている方もいますが、英語と日本語は全てが１対１の関係にはなりません。

　時と場合によって色々な意味があり、関連した同義語や類似語を含めて関連ずけて覚えるものです。1対1で覚えようとする事は非効率であり記憶が定着しません。

●日本語訳にこだわってしまう。

　辞書に出てくる訳を全て暗記しようとして、単語帳にずらずら日本語を書いたりしてませんか？辞書を作ることが目的ではなく。「単語を覚えたい」のであれば単語帳の書き方も見直しましょう。

Create　2012/12/15